2014年5月28日水曜日

税金まめ知識:一物四価ってなに?

日本では土地には4つの異なる価格があり、一物四価と言われています。

 

 

実勢価格(時価)

 

公示価格

 

相続税路線価

 

固定資産税評価額

 

 

4つです。

 

 

それぞれ少し詳しく見ていくと、

 

 

実勢価格(時価):実際に取引される市場価格です。

 

 

公示価格:国土交通省が、毎年、11日時点での地価を、3月下旬に発表します。また、都道府県が、毎年、71日時点での基準価格を、9月頃発表しますが、これは公示価格を補完する意味があります。

 

 

相続税路線価:国税庁が、毎年、11日時点での地価を、8月頃に発表します。

 

 

固定資産税評価額:市町村が、3年に1回、前年11日時点での地価を、3月頃に発表します。固定資産税の賦課期日はその年の11日ですが、基準日は前年11日ですので、すこしややこしいですね。

 

 

ちなみに、時価の目安となる公示価格を100とすると、

 

相続税路線価は80

 

固定資産税評価額は70

 

となるよう設定されています。

 

 

 

詳しくは、中央財務までご連絡下さい。

 

 

近畿税理士会所属 税理士 渡辺裕

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