財務会計と管理会計という言葉を聞いたことはあるでしょうか?
何となく難しいなって思う人が多いかもしれません。
簡単に説明すると、
財務会計は、外部の人に会社の財務状況を報告するための会計です。
法人税や所得税の決算書などが財務会計にあたります。
管理会計は、内部つまり自社内で経営判断をするための会計です。
ですから、形式は問いません。
自分でメモ書きとしてエクセルにまとめた表なども管理会計の一部と言えます。
では、これらのどちらが重要なのでしょうか?
申告の際にも必要な財務会計が必ずしも重要かというとそうでもありません。
なぜなら、決算書や申告書というのは、あくまでも国が税金を計算するための書類として国が作った形式に合わせて数字を入れていくものなので、経営の判断材料になるとは限りません。
逆に、自分たち独自で作ったエクセルの資料のような管理会計の資料の方が、よほど経営の判断材料になることもあります。
会社によって必要な数字やデーターは違います。
ですから、自分たちの会社で把握すべき数字はどこにあるのかを考え自社にあった会計資料をつくることが重要といえます。
詳しくは、中央財務までご連絡下さい。
近畿税理士会所属 税理士 渡辺裕
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